シニア猫の変化は、ある日突然わかりやすく出るとは限りません。食べ方、体重、筋肉、毛づくろい、ジャンプ、鳴き方など、毎日の小さな違いが手がかりになります。
この特集では、年齢のせいと決めつけず『いつもとの違い』を記録し、必要な受診につなげるための見方を整理します。
目次
食欲は量だけでなく食べ方を見る
食べる量、速度、好み、こぼし方、食器への近づき方なども観察ポイントです。
体重と筋肉は別々に見る
体重が大きく変わらなくても、背中や後ろ脚の筋肉が減って見えることがあります。定期的な体重測定と、抱いたときの感触や写真を組み合わせます。
毛づくろいの変化も体調のヒント
毛づくろいが減って毛並みが乱れる、逆に同じ場所を過剰になめるなど、いつもと違うケア行動にも目を向けます。
ジャンプや段差を避けるようになったら
高い場所に行かなくなった、着地をためらう、階段を避けるなどは、関節や筋力、体調の変化と関係することがあります。
夜鳴きや睡眠の変化も記録する
夜に鳴くようになった、歩き回る、昼夜のリズムが変わったと感じたら、年齢だけで決めつけず、開始時期や頻度、ほかの体調変化を記録します。
参考情報
参考:Cornell Feline Health Center: The Special Needs of the Senior Cat / 2021 AAFP Feline Senior Care Guidelines
この特集は診断を目的としたものではありません。変化が続く、強くなる、食欲・元気・排泄など別の変化を伴う場合は獣医師へ相談してください。

